大学授業の学生インタビューを受けてきました
2024年8月5日に日本工業大学へ行ってきました👣
学生さんが年間を通して行う「子どもの遊び場プロジェクト」の中で、
子どもの遊びと発達、特に身体を使った遊びについてお話を伺いたい、とのことでした。
当日は紹介スライドを用意し、私(きのこ)ともう一人保育スタッフの2名で伺いました。
私は園の概要説明、相方には日常保育の様子を話してもらうことにしました。
授業では、実際に子どもたちを迎えた遊びの場をつくる、というのが目標にあるそうで、
学生さんからは特に安全管理のことについてかなりシビアに質問をいただきました。
保育の大学ではないので、まずは子どもの特徴からお伝えしました。
・子どもは頭が重く、転倒の際に大人よりも大きな事故につながりやすい
・夢中になって視野が狭くなることがある。お約束の徹底と覚えやすさの重要性 等
その上で、みや森の安全管理についてお話ししました。
・大きなケガをしないために、小さなケガを積み重ねる
・子どもの判断(怖いからやめる等)を第一にする →子どもは時が来れば自ら挑戦します
・大人は案山子のような存在だが、必要に応じて現場コントロールをする 等
みや森は基本野外を想定しているので、自然遊びの安全管理技術の色が濃く、
学生さんの考えていた安全管理とすり合わせられるかが少し不安でしたが、
そこは教授にうまくフォローしていただいて助かりました。
大人がリスクマネジメント技術を磨くことは、子どもの活動の幅が広がることに繋がると考えています。
何が危険でどこまで待つか。それは自然活動指導・保育者としての経験、センス、予測イメージがとても重要だと思います。
「授業プロジェクト開催の際はお気軽にまたお声掛けてください」とお伝えし、終了しました。
きのこ