2025サマースクールようちえん組 山登り振り返り
武川岳林道山登り振り返り
(こちらの記事はスタッフ・保護者限定記事となります)
今年は初年度目以来の子ども登山でした。
子どもたち同士で、お互いの関係性を構築しながら1つの目標を達成するというところに重きを置きました。
今回は父母がいないようちえん生だけの山登り。
スタッフはきぶちゃん・ふーみん・きのこです。
久しぶりのちあきとあおちゃんも加わってくれて、準備運動・ネイチャーゲームをしながら久しぶりの友達と関わり始めました。
朝ごはんの時から眠い…と食欲がなかったアサ。
さぁ出発!となったら母との別れが辛くその場で泣いてしまい。
他の子は早く出発したい気持ちとどうしたらアサと一緒に登れるか考えるところで揺れていました。
「少し寝てから出発する?」とちあき。「長い〜。」とふうた。「早く行きたいなぁ…」とかんた。何故か大人に文句を言い(笑)誰もアサを追い立てたりしませんでした。
ハコちゃんが大きなクモを見つけたり、ポケモンの話が始まるとアサが泣き止み話に入ってきました。
始めのところだけきぶちゃん、きのこがアサの体重半分くらいを手伝いながらゼイゼイ歩いていたら、ゆっくりと自分の足で歩きはじめ、そこから最後までアサは先頭を歩き、りょうちゃんの荷物を持ってやったり手を繋いであげたりと他の子の面倒を見るほどの余裕がありました。
スタートから最後まで顔がイキイキとしていて、とても調子がよさそうだったりょうちゃん。
最初の登りではきぶちゃんの手をつかんでガシガシ登っていました。
濡れた落ち葉で何度も滑っていたけれど、すぐに自分で立ち上がって歩いていました。
「スイカがあるよ」「ちゃんが買ってきたんだよ」とお話ししてくれていて、おやつがなくなった子どもたちもスイカを楽しみに歩けました。
下山の時は大きい子たちに甘えてリュックを持ってもらって嬉しそう。どんな場でも楽しめちゃうりょうちゃん!
途中、登りがキツイところで後ろの子たちのペースが落ちてくると、あおちゃんが何往復も戻って「連れてきた!」と手を引いてくれました。
「大丈夫だよ!」「あおちゃん(リュック)持つよ!」とあおちゃんの逞しさにはスタッフ顔負けでした。
自分のペースで歩くかんたやまこちが「疲れた、頂上まだ~??」と言ってましたが、「ちょっと待ってー!」と前方にしっかり訴えて、くらいついていた雰囲気があり、諦めを感じさせなかったです。
まこちは最初の登り坂ではゼエゼエして一番辛そうにしていたけれど、後半は「まこち力持ちだから持ってあげるよ」と言って、自分の荷物以外に2人分の荷物を持って歩くような場面もあり笑顔で歩いていました。
カエンタケを見つけたのもBICグモを見つけ流行らせたのもハコちゃん。
みんなが疲れを感じ始めた時に視点をそらしてくれるハコちゃんの「発見」にすごく助けられていました。
ちあきが疲れたハコ・まこと手をつないで、「手つないであげるよ。痛いところがあっても大丈夫だよ。ここ(移動ポケット)に絆創膏3つ持ってるからね!」と言っていました。
ハコは「ちあきが一緒だと安心~」と言っていました。
林道に突き当たった場所で少し休憩がてら遊び始め、土掘りや雨で濡れた綺麗なクモの巣を狙ってみたり、おやつを食べたりとそれぞれ過ごしました。
土砂に埋まった大きめの石を取り出そうと男の子たちの遊びが始まり。
アサの持ってくる石はめちゃ大きいし、ちあきは1つの石を叩きすぎて割れるし、あおちゃんとふうたは突撃?で突っ込んでいるし、かんたは一番最後まで石で砦?(ひみつ。とニッコリ笑顔)のようなものを作ってるしで、皆バラバラの動きをしながらも一緒に作業してる感があって、こどもの世界ができあがっていました。
帰りはゆるやかな下りが多かったので「あと何分〜?」とヘバリが見えてきたものの、皆最後まで自分の足で歩きました。
下山時みんなが友達にリュックを持ってもらっている中、かんたは「自分で持つんだよー」と自分のリュックを持ち続けてました。周りにながされずブレない、かんたの姿は他の子にも影響与えていたと思います。
最後の方でかんたが足が痛い、と訴えていておんぶも促しましたが自分で歩く、と決めて最後まで頑張りました。
最後の最後でアサとあおちゃんの取っ組み合いがありました。
蛾を観察していたアサ「◯◯蛾見てるんだ」&ハコ「殺さないでね」。
でも思いっきり踏みつけたあおちゃん。「蛾はみんな毒だ!」
それに対してアサが「これは毒の蛾じゃない!」と怒って殴る。
虫に優しくて人に厳しい。
何であれ先に手を出した方が負けなんだよ、アサならどうして殺しちゃいけないのかを言葉で伝えられるようになるはず。人を傷つける必要がある事だったかな?という話をしたのと、他の子に向けて毒の虫も生きているんだ、毒があって悪いから殺す、というのはどうなんだろう、悪いことをしたことない人っているのかな?という他の命について考える機会ができました。
ふうたはゴール付近で靴ずれがあったようでかかとの違和感をスタッフに伝えてくれましたが、このまま歩く、と歩き切りました。
ふうたには体力的にまだ余力がありそうで、疲れを感じさせない強さがありました。
最初の方早く登りたくて一番ウズウズしてたのもふうたです。
昨年の山登りでは体力切れの場面もあったので、成長にスタッフも驚かされました。
「荷物を持って~」という時はただ大人が持つのではなく、入れ方を工夫したり重たい水筒だけ持ったりもしましたが、なるべく友達同士で持ってあげたり持ってもらったりができるように促し、引き受けすぎて辛そうな友達を見たり、限界の時だけにすることや小さい子の分を大きい子がしょってあげる関係性がが自然に生まれていました。
抱っこは誰もなく、皆本当によく歩きました。
ゴール直前で別ルートを歩いた卒園生組が後ろに見えて、再開した友達とガッチリと手を繋ぎ、ゴール到着後父母に会えて嬉しくて走り出していました。
狭い登りから広い林道を歩き出した瞬間、横並びに手を繋ぎ始めて「一千万人と繋いで〜♪(子どもたちから始まった歌)」と大きな声で歌い歩いている姿がとても印象に残っています。
筆:ふーみん・きぶ・きのこ


